目の疲れはだれもが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?今回は、この疲れ目を効果的に癒やすことができる、簡単でお手軽な方法をご紹介します。



目を動かして筋肉をほぐそう!



長い時間、パソコンやスマートフォン、テレビを見ていると、目に疲れを覚えることはありませんか?現代人の日常生活は、目を酷使する機会が多いです。1日を終えるころには毎日のように「目が疲れた!」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

日常的に感じる一時的な目の疲れは眼疲労と呼ばれ、だれにでも起こり得るもの。しかし、この眼疲労が蓄積してしまうと、肩こりや頭痛といった全身症状を引き起こす眼精疲労に至るケースもあります。「今日は目が疲れたな」と感じたら、こまめにその疲れを癒やしてあげましょう。

目の疲れを癒やす方法としては、目の筋肉をほぐすのが効果的です。「肩や腰が痛い、疲れた」と感じた際に、ストレッチをするのと同じです。具体的には、左右交互にウィンクをしてみる、右目左目ともに上下左右に動かしてみるといった目のストレッチ運動が良いとされていますので、一度試してみてはいかがでしょうか。



どちらが効果的?温冷パックを使おう!



最近では目の疲れを癒やすためのさまざまな商品・アイテムも続々と登場しています。例えば、アイマスクのように目の上にかぶせて血行を整えてくれるアイパックは代表的なアイテムのひとつです。このアイパックには、目元を温めるための温パックと、逆に目元を冷やすための冷パックとがあります。一体、どちらの方が目の疲れを癒やすのに効果的なのでしょうか?その答えは疲労の状況・具合によって異なるようです。

温パックは目の周りの血管を広げ、血行を良くすることで疲れを癒やしてくれるもの。
冷パックは、逆に目の周りの血管を収縮させ、アイシングにより目の疲れを癒やしてくれるものです。

目が疲れて充血している場合には、目元をひんやりと冷やしてあげると良いでしょうし、充血が見られない場合は、じんわりと目の周りを温めてみると、疲労解消効果が期待できます。



肩甲骨や頭のマッサージでさらにすっきり!




ストレッチを行い、温冷パックも活用して、目の疲れが取れたあと、さらに肩甲骨や頭をマッサージすることで目の疲れをより一層取り除くことができます。

例えば、入浴時に髪を洗う際、頭頂部や側頭部、後頭部などの頭皮を優しくマッサージしてみてください。

また、自分で肩もみをして、首や肩をゆっくりと回し、頭、首、肩甲骨をほぐすというのも、手軽にできるセルフマッサージのひとつです。



疲れ目には栄養補給も大切!



目の疲れを改善し、克服するためには、毎日の食事や栄養補給も重要です。

目の疲れを癒やしてくれる食べ物・果物としてはブルーベリーが有名ですよね。しかし、ブルーベリー以外にも、目を守るために有効な食べ物・栄養素はさまざまなものがあります。「抗酸化ビタミン群」、「抗酸化ポリフェノール群」、「ミネラル」、「オメガ3脂肪酸」などが目に良いとされる栄養素の代表的なものです。

以下で、疲れ目に効果的だとされている栄養素と、その栄養素を豊富に含む代表的な食べ物をご紹介します。疲れ目にお悩みの方は、意識的に摂取するようにしてみると良いかもしれません。

■抗酸化ビタミン群が多く含まれている食べ物
・にんじん=ビタミンAが豊富
・キウイ=ビタミンCが豊富
・アボカド=ビタミンEが豊富

■抗酸化ポリフェノール群が多く含まれている食べ物
・ほうれん草やブロッコリー=ルテインが豊富
・ブルーベリーやビルベリー=アントシアニンが豊富

■ミネラルが多く含まれている食べ物
・カキや海藻、大豆やチーズ=亜鉛やセレンが豊富

■オメガ3脂肪酸が多く含まれている食べ物
・サバやイワシなどの青魚=DHAやEPAが豊富
・あまに油、えごま油=α-リノレン酸が豊富



目の疲れを癒やすストレッチやマッサージは、どれも手軽にできる簡単なものばかり。便利な癒やしアイテムを活用して、毎日の食事を工夫することでも疲れ目の解消を図ることができますので、一度試してみてください。
 


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