コンタクトレンズをつけていると目に負担がかかってしまうのか?
コンタクトレンズに慣れてくると、つい長時間つけっぱなしにしてしまって・・・なんて経験がある人もいるでしょう。装用時間を守らず、あるいは意識せずつけ続けると、目に負担をかける原因につながりかねません。では、目を守るためには、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。 |
1日の使用時間、自分で把握してる?
1日に何時間くらいコンタクトレンズをつけているのかわからないという人もいるかもしれません。コンタクトレンズは、慣れるにしたがって装用していることを意識しなくなり、気が付けば長時間装用しているというパターンが多いです。
コンタクトレンズの1日あたりの理想的な装用時間は、ハードコンタクトレンズで14時間程度、ソフトコンタクトレンズで12時間程度と言われています。数字だけを見ると「意外と長いんだな」と感じるかもしれませんが、例えば朝7時にコンタクトを装用して仕事や学校に行ったとすると、ソフトの場合は夜19時、ハードの場合は夜21時がタイムリミットということになります。
こうやって実際の生活をイメージしながら考えてみると、あっという間の時間ですね。
こんな状況ではメガネと併用すると◎
仕事で残業をすることが多い人や、学校の後は塾や習い事で帰りが遅くなるという人は、コンタクトをずっとつけるのではなく、メガネを併用して目への負担を和らげましょう。「終業時間まではコンタクトで、残業のときはメガネ」「学校にいる間はコンタクトで、塾や習い事のときはメガネ」などと決めておくと、装用時間を守りやすくなります。
また、日常的にコンタクトを装用する人の場合、ただでさえ目が疲れやすくなりがちです。「目が疲れているな」と感じたら、無理にコンタクトを装用せず、メガネで過ごす日を意識的に作るとよいでしょう。