コンタクトレンズのケア用品はルールを守って清潔に保とう！
| コンタクトレンズの洗浄は欠かさずに行う人でも、レンズケースについてはあまり気にしていない人もいるかもしれません。実は、コンタクトレンズ本体と同じように、ケースも、洗ったり定期的に交換したりする必要があります。 |
ケースを洗う際に気を付けるべきこととは？
いくらコンタクトレンズ自体をきれいに洗っていても、コンタクトレンズを保存するためのレンズケースの中が汚れていては意味がありません。レンズケースは、常に清潔な状態にしておく必要があります。ケースの中が汚れていると、カビなどの細菌が増殖する可能性があるためです。
ケースからコンタクトレンズを取り出して装用した後はケースをそのままにせず、残った洗浄保存液を流水で洗い流すようにしましょう。ケースの中はもちろんのこと、外側やフタも洗い流すようにして下さい。洗ったあとは、フタとケース本体の両方をそれぞれ裏返しにして自然乾燥させます。洗ってすぐにタオルなどで拭いたりすると、ケースに雑菌がつくことがあるため避けましょう。
ケースを定期的に買い換えるようにしよう！
レンズケースを洗って清潔に保っていても、長く使用しているとどうしてもケースの中が汚れてきます。そのため、定期的にケースを新しいものと取り換えるようにするとよいでしょう。ケースの交換の目安として、ハードレンズの場合は半年～1年、ソフトレンズの場合は1ヶ月半～3ヶ月に1回のペースで交換することをおすすめします。
理由として、そもそもケースの中が汚れる原因のひとつに「レンズに付いた汚れがケースに移ってしまう」ということがあります。ハードレンズは、レンズ自体に水分を含んでいないためレンズも汚れにくいのですが、ソフトレンズは水分を含んでいるタイプがほとんどのため、汚れがつきやすいのです。安いケースで十分ですので、一定の期間で交換するようにしましょう。
