幼児のうちから視力が低下してしまわないためには何をすればよい?
幼児の視力は、低年齢であるほど低下が早いと言われています。大切な子どもの目ですから、心配ですよね。目を疲れさせないようテレビやゲームを見せ過ぎない・やらせすぎないようにする、公園などで緑を見るなど、親が率先して子どもの目を守りましょう。 |
テレビやゲームを見せすぎないで
子どもの視力は、生まれてから3歳になるまでに大きく発達し、小学校へ入学する6歳の頃には、ほぼ大人と同じ程度の視力まで発達します。低年齢の時ほど視力が低下しやすいというデータもあるため、子どもの頃に視力を低下させないよう注意が必要です。
テレビモニターに近づいてテレビ番組を長時間見たり、ゲームをしたりしていると、「毛様体筋」と呼ばれる目の筋肉が緊張状態になり、遠くのものを見る力が低下しやすくなりがちです。一度見始めるとつい長時間になってしまいがちですが、「1日○時間」「ゲームは週○回」など親が子どもと約束し、視力を低下させないよう対策を取ることが必要です。
自然の緑や遠くを見る習慣をつけさせよう
視力の低下を防ぐために、小さいうちから遠くの景色や緑などを見る習慣をつけさせましょう。ゲームや読書、宿題を集中して見たりやったりした後は、外の景色を眺める時間を意識的に作って、目に負担をかけさせないようにするとよいでしょう。初めのうちはなかなか習慣づけることが難しくても、毎回やるようにすれば子供も慣れてくるはずです。
また、緑の葉っぱが茂った木々など、自然の中の景色を見せることも効果的です。色によって目に入る光の波長は変わってきますが、緑色は眼に優しく、目の疲れを和らげてくれる効果があります。休みの日は自然のある公園や広場に出かけて外遊びをするなどがおすすめです。