飛行機の中でコンタクトをしている場合、乾燥が気になる・眠りたいなどの理由でコンタクトをはずしたいことがありますよね。海外旅行だとより長時間付けることとなり、はずしたい欲求も高まるはずです。その場合に必要となるのがコンタクトの洗浄液や保存液です。国内線と国際線では、手荷物の液体制限が少し変わってきます。



液体持ち込み制限について



国内線の場合、液体に関しては手荷物の場合だと検査の際にカバンから出すように言われることはありますが、持ち込み制限はないため機械に通してすぐ検査は終わります。預け荷物の場合はまったく問題ありません。

では、国際線ではどうなのでしょうか?コンタクトの洗浄液や保存液は医薬品扱いとなり、国際線でも預け荷物に預けなくても制限を守れば持ち込みが可能です。しかし、機内で必要な量に限り、大きすぎる、大量すぎる等の場合は没収されることもあるので注意しましょう。また、検査の際に検査員に医薬品として申し出る必要があります。

2weekなどのコンタクトをいつも使用している人は、旅行の間は1dayタイプのものを購入するのもひとつの手です。小分けになったコンタクトは検査にはもちろん引っ掛かりませんし、洗浄液や保存液も必要ないため検査で止められる心配がありません。旅行時のみ1dayに変えてみるというのも良いでしょう。
 



長期間海外へ滞在する場合



長期で海外旅行へ行くので保存液がたくさんいるという人は、100ml以下の容器の保存液をジップロックなど密閉できる透明のプラスチック袋に入れれば何本か持ち込みが可能です。しかし、もともと買ったのが100ml以下の容器なら大丈夫ですが、100ml以下の容器に移し替えるということは衛生面からも控えましょう。


また、海外によっては証明書がないということで検査官に没収されることもあります。預かり荷物に入れた方がそのような心配や袋に入れる手間も省けるので良いでしょう。預ける場合、持ち込みに特別問題ありませんが、検査官に目視チェックされることもあるのですぐに取り出せる手前に入れておくようにしましょう。
 




今回はコンタクト保存液の機内持ち込みについてご紹介しました。国際線ではあまり厳しくないところもありますが、乗る際に余計な時間のロスが増えるよりも、きちんと決まりを守る方がよりスムーズにいくでしょう。
 


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