みなさんのなかには、疲れているのに夜なかなか眠れず、寝不足のまま朝を迎えて仕事や学校へ向かうことが多いという人もいるかもしれません。睡眠不足が続くと、私たちの目にどのような影響を与えるのでしょうか。



睡眠中、目は動いているの?



私たちが眠っている時には、深い眠りの「ノンレム睡眠」と、浅い眠りの「レム睡眠」が、一定の時間で交互に繰り返されていますsleepy

レム睡眠は「Rapid Eye Movement」の頭文字を取ったもので、眼球が早く動くという意味を持っています。ノンレム睡眠の場合には脳も眠っている状態にありますが、レム睡眠の場合には、目を閉じて眠っているにも関わらず神経が活動しているため、眼球が動いている状態なのです。

眠っている時に夢を見ることがあると思いますが、夢を見ている時はレム睡眠の状態にあると言われています。「一晩に夢をいくつも見る」という人は、レム睡眠の時間が長いといえます。レム睡眠には精神を落ち着かせてくれるメリットがありますが、あまり長すぎると脳が疲れるという特徴を持っています。



眠れないときは目を閉じるだけでも瞳には意味がある?!



睡眠時間を確保した方が身体によいとわかってはいても、どうしても眠れない夜もありますよね。そういった時は、つい夜更かしをしてしまいがちですが、眠れない時にただ目を閉じるだけでも、プラスの効果があるのです。まず、目を閉じると瞳に涙をいきわたらせることができるため、うるおいを与えてくれます。また、目から光が入ってこなくなるため、網膜の働きを休めてリラックスすることができます。市販のアイマスクなどを使用するのも効果的です。

また、眠れないからとテレビやスマホなどを見続けるのはおすすめしません。目から入ってきた情報は脳に伝わるため、結果として脳を疲れさせることにつながります。眠れなくても、できるだけ目を閉じて瞳や脳を休ませてあげるように心がけましょう。



今回は、睡眠と目の関係について説明しました。眠れない日でも、夜は目を閉じてしっかりと休ませてあげてくださいね!
 


関連記事一覧

新着記事

関連タグ