コンタクトレンズをしていると眠くなる!という方の話をよく耳にします。眠気が続いてしまうと仕事や勉強に集中できないですし、車で通勤している方は時々冷や汗をかいてしまうこともあるのではないですか?コンタクトレンズで眠くなる原因とその対策方法についておさえておきましょう。



コンタクトレンズで眠くなる方の原因



コンタクトレンズで眠くなる方の原因としては、以下のものが考えられます。

1.目の疲れ
人間はものを見るときに水晶体の厚さを調節してピントを合わせていて、その調節を毛様体筋という目の筋肉が行っています。コンタクトレンズを装用していると、この毛様体筋をより酷使してしまうので裸眼のときよりも目の疲れがたまりやすくなってしまいます。

2.目の乾燥
コンタクトレンズを装用していると涙の量が少なくなるため、目の乾燥を感じてしまいます。目が乾燥してくると無意識にまぶたを閉じてしまいがちになり、それが眠気に繋がってしまうケースがあります。

3.コンタクトレンズが自分の目と合っていない
コンタクトレンズは物によっては素材などが変わり、装用したときの感覚が違います。
自分の目の状態と合っていないコンタクトレンズを装用していると目の負担が大きくなってしまい、目が疲れたり乾いたりして、眠気に繋がることも考えられます。

 

 



それぞれの対策



1.目の疲れの対策

目がどうしても疲れてしまう方は、目のストレッチをしてみてはいかがでしょうか。

首を動かさずに目を上下に5往復、左右に5往復ほど、ゆっくりと動かしてみましょう。このストレッチで毛様体筋がほぐされ、疲れが改善されることもあります。

メガネからコンタクトレンズにチェンジしたばかりという方は、目がまだコンタクトレンズに慣れていないため疲れやすいということも考えられます。最初のうちはメガネとコンタクトレンズを併用するなどして装用時間を減らし、ゆっくりと目をコンタクトレンズに慣れさせていきましょう。

 

2.目の乾燥の対策

目の乾燥の原因としてまずあげられるのが、エアコンなどによる室内の空気の乾燥です。

コンタクトレンズを装用しているときは加湿器もあわせて使うなどして、適正な湿度を保つようにしましょう。

また、目薬の使用も効果的です。保湿作用のあるコンタクト専用の目薬がドラッグストアで販売されているので、乾燥が気になる方に購入をおすすめします。

 

3.コンタクトレンズが合っていないかも?という方

眼科医の診断を受けるのがベストです。コンタクトレンズを装用していて気になったことを相談してみましょう。

 

また、現在2WEEKタイプや1か月使用タイプのものを使用している方は、ワンデータイプのものを一度使用してみてはいかがでしょうか。コンタクトレンズは正しい洗浄をしていても汚れが残ってしまうこともあり、その汚れが装用感の悪化を招き、目の疲れの原因となる場合もあります。ワンデータイプのコンタクトレンズなら毎日新しいものを使うことになるので、改善される可能性があります。

 

 

 

 




今回はコンタクトレンズをしていると眠くなっちゃう事についてご紹介しました。同じ症状が出ていても、原因は様々です。原因をしっかり突き止めて正しい対処をすることが症状を改善する一番の近道です。
 


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