コンタクトレンズのbcが合わないと何が問題なの!?
コンタクトレンズのbcが瞳に合わないと、目の中でレンズがずれてしまう、目に圧迫感がある、などなんらかの症状が現れることがほとんどです。気になったら、自分の瞳とレンズのbcが合っているかどうかを確認することをおすすめします。 |
bcの定義
コンタクトレンズのパッケージや処方箋などには、度数やレンズの直径などのほかに「bc」というアルファベット表記があります。bcは「ベースカーブ」の略で、コンタクトレンズの曲がり具合を示すものです。湾曲した球体になっている瞳に合わせるため、レンズも真っすぐではなく瞳に合わせた形に曲がっています。
bcは「8.70」、「8.90」など、小数点単位の数値で表されます。一般的なコンタクトレンズのbcは、8.70前後の数値になっていることが多いです。基本的に、bc の数値が大きいほど曲がり具合が小さく、数値が小さいほど、曲がり具合が大きくなります。
こんな症状が出たらbcが合っていない可能性あり!
基本的に、コンタクトレンズのbcが目と合っていない場合、何らかの症状が現れます。例えば、目に対して曲がり具合が大きすぎる場合、レンズが目の中で安定せずにずれやすくなり、違和感を持つことがあります。逆に、目に対して曲がり具合が小さすぎると、目に圧迫感を感じることがあります。これらの症状があるときは、bcが合っていない可能性があるため、眼科などで相談することをおすすめします。
ハードコンタクトレンズの場合はレンズの素材が硬いため、bcが合わないと違和感が出やすくなります。一方、ソフトコンタクトレンズは、bcが多少ずれていても問題なく装用できることが多いです。