コンタクトレンズのLotとは、レンズの製造番号のことです。普段はほとんど使用する機会がないものの、購入したコンタクトレンズに何らかの異常が見られる場合など、問い合わせの際にLotが必要になることがあります。



製造番号から分かること



コンタクトレンズのラベルなどに、「Lot」というアルファベットが記載されていることがあります。Lotは、コンタクトレンズの製造番号のことを指しており、数字で表されます。コンタクトレンズは製造年月日もそれぞれ異なるため、同じ種類のコンタクトレンズであっても、Lotの数字は異なります。

Lotの数字だけを見ても、何のことか分かりにくい人がほとんどだと思いますが、Lotの数字によってそのコンタクトレンズの製造から販売に至るまでの履歴が分かるようになっています。

自分が装用しているコンタクトレンズが、いつ、どの工場で作られたかなどの情報が、数字で表わされていると考えると分かりやすいでしょう。



こんなときに役立ちます!



コンタクトレンズを購入した後に装用してみて、自分で誤って破損したり傷をつけてしまったりした場合などは別ですが、明らかな不具合などがあったときなどに、Lotの数字があると役に立ちます。製造番号が分かっていれば、そのコンタクトレンズがどのように作られたかどうかを調べることができるためです。

不良品の疑いがあるコンタクトレンズの場合、Lotの数字から製造過程などを割り出すことができるため、製造時に問題があったかどうかなどを確認しやすくなります。そのため、Lotの番号はどこかに控えておくか、Lotが記載されたラベルなどは保管しておくと良いでしょう。



今回は、コンタクトレンズのLotについてご紹介しました。万が一レンズが不良品だった時のために、製造番号を控えておきましょう。
 


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