ハードコンタクトの寿命はいつ?
ハードタイプのコンタクトレンズは、目に負担が少なく長期に渡って使用できることがメリットですが、ハードコンタクトにも寿命があるのはご存知でしょうか?ハードコンタクトの使用期限はアバウトにしか決まっておらず、交換のタイミングが分からないということや、いつまで使用し続けていいのか不安になることもあるでしょう。ハードコンタクトのタイプ別によっても寿命は異なってくるので注意しましょう。 |
タイプ別比較!ハードコンタクトの使用期限はいつまで?
ハードコンタクトの種類は、今では少なくなっている酸素透過性に優れない従来のレンズや、今では一般となっている酸素透過性に優れたレンズ、汚れが付着しないようにレンズ表面に特殊加工を施されたレンズなどがあります。
・従来のタイプ
使用期限は3~5年程度です。酸素を通さないレンズなので、汚れにくいため長期間使用できます。ハードコンタクトの中では最も長く使用できます。
・酸素透過性タイプ
使用期限は2~3年程度です。酸素を通し、レンズ内で酸素の行き来が行われているので、目に優しい分汚れが蓄積し易くなり、交換時期が早まります。
・特殊加工が施されたタイプ
汚れが付着しないようにレンズ表面にコーティングされた特殊加工は剥がれてしまうため研磨剤入りの洗浄液でこすり洗いができません。そのため、使用期限はやや短くなります。
ハードコンタクトの寿命の判断基準とは?
ハードコンタクトはタイプによっておおよその使用期限は定まっていますが、取り扱い方によって個人差がでてきます。レンズを落としたことで出来た傷や、目をこすってできた傷などの目に見えない傷や汚れから寿命を短くし角膜を傷つける恐れがあります。研磨剤使用不可のレンズが半年しかもたないといったようなアクシデントが起こりかねません。以下の現象が出てきたら寿命もしくは定期健診を受けましょう。
レンズが曇っている。肌の脂質成分やメイクの汚れ、たんぱく質の汚れがレンズに蓄積することから曇ります。放っておくと視力低下や充血が起こる可能性があります。眼科医に相談の上レンズを交換する必要があります。
コンタクトを装用すると違和感がある。レンズが外れ易くなることや目に痛みが生じる場合は、レンズに大きな傷や傷みがついている可能性があります。すぐ使用を止め、眼科医を訪れましょう。
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