コンタクトレンズを利用する人にとって、レンズの取り扱いや管理方法は重要です。理解していても紛失してしまうことはよくあります。いつもの手順にひと手間を加えることで、さらに安心して利用できるようにしましょう!



紛失に気が付いたら慌てて探す前に深呼吸!



コンタクトレンズを落としたことに気が付いたとき、どうしても慌ててしまい見つからなくなってしまったというような経験はないでしょうか?慌てているときほど不思議なくらいコンタクトレンズは見つかりませんし、焦って踏んでしまう可能性もあります。

そこで大切なのが深呼吸です。心が落着いた状態でゆっくりと落ちたときの状況を思い出してください。落ちたところをもう一度よく思い浮かべながらゆっくりと行動することで、余計な動きが抑えられレンズを踏んで壊してしまうといったようなアクシデントを防ぎます。そして落ちたであろう導線を目で探していくことで、意外に簡単に見つかることもあります。

ハードレンズは落下音がポイントです。そして、探すときの照明はできるだけ明るくしてくださいね。



コンタクトレンズを装用するときや外すときは慎重に



コンタクトレンズは軽量で小さく設計されています。これはレンズ装用にあたって裸眼への負担をできる限り軽減するためです。レンズを紛失しないためには、装用するときと外すときに十分注意する必要があります。ふとしたことで見失って破損してしまう可能性があるため、慎重に取り扱いましょう。

さらに、装用するときや外すときは絶妙な力加減で取り扱わなくてはなりません。親指と人差し指を使ってゆっくりとコンタクトレンズをつまむようにしましょう。そのときは利き手を使うことをおすすめします。利き手ではない方の手で取り扱ってしまうと、力加減が上手くいかずに紛失や破損につながってしまいます。



洗面台の排水溝に流さないための一工夫!




コンタクトレンズは落として紛失してしまうことがよくあります。

装用しているときに、目からぽろっと落ちてしまうこともあるかもしれませんが、洗面台でコンタクトレンズのケアをしているときに落として紛失してしまうケースが多いようです。排水溝に落ちてしまうと取り返しがつきません。

そういったときは、レンズ流出防止マットを使うようにしましょう。最近、発売されている商品で排水溝の部分を覆うシート状のものです。シートは細かい網目状になっていますので、水がたまることもなくコンタクトレンズをきちんと受け止めてくれます。お値段も安価で種類も豊富にあります。コンタクトレンズ専用のものもあるようです。

このようなシートを利用すれば、たとえ洗面台でレンズのケアをしているときでも排水溝に流れてしまう心配はありませんねflair



スポーツやレジャーで水に入るときには外しましょう!



普段からスポーツをする人やアウトドアの活動が好きな人にとって、コンタクトレンズはとても使い勝手の良いものです。眼鏡をかけたときよりも視界が広くなり、ずれにくいという利便性があります。

そのため、スポーツやレジャーで水に入るときもコンタクトレンズをつけたまま、ということも少なくないでしょう。しかし、水中でコンタクトレンズが外れてしまうと、もう見つけることができません。海や川では流れていってしまいますし、人の多いプールでも見つけるのは困難でしょう。さらに、海水や川の水、塩素が入ったプールの水に触れたコンタクトレンズは衛生的にも良くありません。

目のトラブルを予防するためにも、スポーツやレジャーで水に入る場合はコンタクトレンズを必ず外してください。裸眼か度入りのゴーグルを使用することをおすすめします。



今回はコンタクトレンズの取り扱いと紛失を防ぐ方法についてご紹介しました。コンタクトレンズはどのように気を付けていても、紛失しやすいものです。紛失したときに慌てることのないよう、日頃から取り扱いに十分注意しておきましょう。
 


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