生活を快適にしてくれるコンタクトレンズと、オシャレ度をあげてくれるメイク、どちらも女性には必要なものですよね。最近では、印象的な目元にするためにアイメイクに力を入れる人が増えています。しかし、コンタクトレンズを使用している場合には注意すべきことがあります。コンタクトレンズを装用している目に相性の良いメイク用品やお手入れの仕方について、女性が気になることをまとめてみました。



リキッドよりペンシル!パウダーよりクリームがおすすめ!



アイメイクには欠かせないアイライナーやアイシャドウ。今はいろいろなタイプのものが売られていますが、コンタクトレンズを装用して使用するアイメイク用品は目にもコンタクトレンズにも優しいタイプを選びましょう。

目元の印象をグッと変えてくれるアイライナーは、筆状のリキッドタイプよりにじみにくい鉛筆のようなペンシルタイプがおすすめです。リキッドタイプだとコンタクトレンズに付着してしまった場合、ペンシルタイプに比べて落ちにくいというのも理由のひとつです。

顔全体の雰囲気を変えてくれるアイシャドウはクリームタイプがおすすめ!パウダータイプのように小さな粒が飛んで目に入ったり、コンタクトレンズに付着したりしません。もしパウダータイプを使用したいときには、チップを少し水でぬらして粉が飛びにくくする工夫をしてみてください。



まぶたの縁には何も塗らない!



アイラインの引き方ひとつでメイクの仕上がりや印象は変わるものです。しばらくは囲みメイクもはやっていましたが、注意することは「アイラインはインライン(目のキワの粘膜)には引かない」ということです。

アイラインの成分がコンタクトレンズに移ってしまい、使用期限はまだ過ぎていないのに視界が曇ってきたり、装用感が悪くなってしまったりする可能性があります。

上下まぶたの縁にあるマイボーム腺から、涙の成分のひとつである「油」が分泌されてドライアイになるのを防いでくれているのですが、アイライナーやアイシャドウ、マスカラなどでマイボーム腺の開口部をふさいでしまうと目にもよくありません。

まぶたの縁には何も塗らない方が良いでしょう。



まつげエクステも要注意!



今やあちらこちらにサロンができていて施術を受けやすくなったまつげエクステ。自分のまつげにシルクや化学繊維などの人工毛を接着剤でつけ足すもので、目元の印象を手っ取り早く変えることができるため人気です。まつげエクステをすることによってメイク時間が大幅に短縮されるのも魅力のひとつで、幅広い年齢層の人から人気を集めています。

まつげエクステ施術時には必ずコンタクトレンズははずしてください。施術中は長い時間目を閉じることになるので、睡眠時とほぼ同じ状態です。寝る前にコンタクトレンズをはずすことと同様と考えておきましょう。また、接着剤がレンズに付着し、変形するなどといったトラブルを防ぐことにもつながります。

まつげエクステをつけた当日はコンタクトレンズの使用を控え、そのあと、万が一目に違和感がある場合はコンタクトレンズの使用を中止して眼科を受診しましょう。その際、眼科医にまつげエクステをしていることを伝えてください。



メイクを落とすにも順番がある!




メイクをするときも落とすときも、コンタクトレンズを汚さないようにするため、「コンタクトレンズファースト」を心がけましょう。メイクをする前にコンタクトレンズを装用し、メイクを落とす前にはずすということです。どんなに目を強く閉じていてもクレンジング剤は目に入ってしまいます。それによりレンズが汚れてしまわないようにすることが大切です。

メイクを落とす順番としては、まず手を石けんで洗い、コンタクトレンズをはずしてこすり洗いのケアをする。そして、顔のメイク落としと洗顔をする、という流れです。アイメイクをきちんと落とすことで目のトラブル予防になりますので、アイメイクはできるだけ専用のクレンジング剤を使うことをおすすめします。コットンや綿棒を使い丁寧に片目ずつ落とすようにしましょう。



コンタクトレンズが汚れてしまってから対処をするより、汚れないように気をつけることが大切です。少しのコツでオシャレも楽しめてコンタクトレンズも守ることができますよ。
 


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