セルフチェックで、自分の近視度の状態をある程度知ることも可能です。パソコン作業などで目の疲れを感じやすかったり、天気が悪い日に特に見えにくかったりする場合は注意が必要です。また、乱視や老眼になってしまっている可能性もあります。



簡単にできるセルフチェック



現在の自分の見え方の状態がどうなっているかは、セルフチェックである程度は把握することが可能です。

例えば、パソコンの作業や勉強など近くでものを見る作業の後に目の疲れを感じたり、頭痛や肩こりなどが起きやすかったりする場合には注意が必要です。読書をするときに自分の目元から30cmほど本を離してみて、見えづらいようであれば近視の可能性があります。

そのほかにも、夜遅い時間や天気が悪い日に見えにくさを感じる、5円玉の穴の部分から遠くの景色や文字などを見てみて、普段より見えやすく感じたら近視の可能性があります。

日常生活の中で、近視かどうかチェックしてみるとよいでしょう。



乱視や老眼の可能性も



近くのものが見えにくいなどの症状が出ている場合でも、近視以外の可能性もあります。

例えば乱視の場合、角膜の方向が一定でなくピントを結べていない状態になっていることから、景色や文字がにじんだり、ブレて見えたりすることがあります。乱視の場合は、景色や文字が見えにくいだけでなくブレたり重なって見えていないかなどもひとつの判断基準になります。

老眼の場合は、加齢により目の中の水晶体が硬くなってくることによってピント調整機能が低下し、見えにくさを感じることがあるのです。老眼の場合、人差し指を自分の顔に向け、遠くへ離していって見える距離を測る「近点距離」などの方法でチェックすることができます。



今回は、近視度チェックについてご紹介しました。見えにくさを感じたら、しっかりと眼科でチェックしてもらうと安心です。
 


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