コンタクトレンズは、装用を続けていると裸眼のときよりも涙が不足してしまいがちです。目のうるおいをキープするためには、目薬や洗浄・保存液などのケア用品や、素材などにうるおい成分が含まれているものを選ぶとよいでしょう。



コンタクトレンズの素材に着目



コンタクトレンズによる目の乾燥をやわらげるには、レンズの素材に注目することをおすすめします。

例えば、わかめや昆布などに含まれる「アルギン酸」などの保湿成分や、その他のうるおい成分が含まれているコンタクトレンズを探してみましょう。これらは装用したときのつけ心地もよく、目が乾燥しにくいというメリットがあります。

また、レンズに水分が多く含まれているほど目に優しいと考えがちですが、レンズの含水率が多いと、かえって目に酸素を通しにくいというデメリットもあります。酸素透過性が高いシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを選ぶと、通常のものより目が乾燥しにくくなり、酸素をより多く目に通してくれるため、うるおいをキープすることができます。



うるおいを補うお役立ちアイテム



コンタクトレンズをずっと装用していると、どうしても目に涙が不足してきがち。その結果、目がゴロゴロしたりレンズが貼りついたりして、不快感を覚えたことがある方も多いでしょう。そこで、コンタクトレンズ専用の目薬などを使用すると目の乾燥を押さえてくれるので、結果うるおいをアップすることができます。

特に、人間の涙に似た成分を持つ人工涙液が効果的です。また、使い捨てタイプ以外のレンズを装用する場合は、日々使う洗浄・保存液にも気を使うのがポイント。例えば、うるおい成分のポリビニルピロリドン(PVP)が配合されている洗浄・保存液などがおすすめです。



今回は、コンタクトレンズのうるおいについてご紹介しました。レンズの素材や洗浄液の成分に注意し、うるおいをキープしましょう。
 


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