これって何のこと?コンタクトレンズの乱視度数の見方を知っておこう!
コンタクトレンズの乱視度数の見方は、「CLY」と「AX(AXIS)」という2つのそれぞれの数値で判断します。ネット通販で乱視用のコンタクトレンズを購入する場合は、これらの数値も選ぶ必要があるため、正しく把握しておきましょう。 |
乱視用コンタクトレンズとは
乱視用コンタクトレンズは、乱視の症状に合わせたレンズデザインになっているため、目の中でレンズが動きにくく、安定しやすいのが特徴です。一般に、乱視の場合は角膜の形が別の方向にゆがんでいることから、ピントを一ヶ所に合わせにくい状態となります。そのため、文字や景色が二重に見える、にじんで見えるなどの症状が現れます。
このような乱視の症状を矯正するためには、乱視度数を適切に合わせることはもちろん、角膜の方向を一定に合わせて見えやすくしなければなりません。乱視用コンタクトレンズの場合、装用時に正しい方向がわかるよう、ガイドマークなどの印がレンズに書いてあることも多いです。
ネット通販で購入する際は注意
乱視度数は「CYL」というアルファベットで、0.25刻みの数値で表されます。通常の度数も、数値が大きいほど度数が強くなっていますが、乱視度数も同様です。乱視度数の目安として、±1.25~±2.00なら中度、±2.25~3.00なら強度の乱視であるといえます。
また、AX(AXIS)は乱視軸という見え方の角度を示しており、0度~180度までの数値で表されます。乱視軸の目安は、180度よりも±20度の場合は直乱視、90度よりも±20度の場合は倒乱視、それ以外は斜乱視となります。
例えばCYLが-1.25でAX(AXIS)が180度の場合、中度の直乱視ということになります。
ネット通販で乱視用のコンタクトレンズを購入する場合は、医師の処方箋を参考に、CYLとAX(AXIS)の数値を混同しないように注意し、正しく注文しましょう。