コンタクトの上にカラコンを重ねづけしてしまうと、目に酸素が行き届きにくくなり、目の病気につながる可能性があります。「1日だけ」「数時間だけ」と思っていても、目への負担は非常に大きいので、必ず避けてください。



なんでダメなの?コンタクトの上にカラコン



コンタクトレンズは、酸素を通しやすいレンズが主流になってきているとはいえ、裸眼に比べると目に酸素が行き届きにくい状態です。その上からさらにカラコンを装用すると、その状態がますます強化されてしまいます。

目は、黒目から酸素を供給しています。そのため、コンタクトレンズを二重に装用することは、酸素を供給するための場所をふさいでしまっていることになるのです。そのような状態になると、目には相当の負担がかかり、目の病気を引き起こす可能性が高くなります。

「たまにはカラコンでおしゃれしたいから」「カラコンだけだとよく見えないから」という理由で、通常のコンタクトレンズの上からカラコンを重ねてつけることは、どのような状況であってもしてはいけません。



度入りカラコンを使おう



普段、色なしのコンタクトレンズを装用している人がカラコンに挑戦したい場合は、必ず度入りのカラコンを使うようにしましょう。現在は、度あり・度なしの両方のカラコンが発売されており、度ありのカラコンも種類は豊富にあります。金額も度なしに比べて大きく変わることはありませんから、安心してください。

「休みの日しか使わないから、度入りのカラコンはもったいない」「学校や職場でカラコンを禁止されている」という人は、ワンデータイプの度入りカラコンをおすすめします。1日で使い捨てができるため、「使いたいときだけ使う」ということが可能です。また、面倒なケアなども必要ないため、気軽に使うことができます。



今回は、コンタクトの上にカラコンを装用することの危険性をご紹介しました。正しい使い方で、安全にカラコンを楽しみましょう。
 


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