視力が低い状態をそのままにして裸眼でいると、視力が更に下がるという噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。実際にはそのようなことはありませんが、見えにくさが疲れやストレスとなり、見え方に影響を及ぼすことがあります。



裸眼でもそうじゃなくても、目の構造自体は何も変わらない!?



みなさんのなかには、「目が悪いのに裸眼のままでいると、ますます視力が落ちてしまうのでは…」と考える人もいるかもしれません。基本的には、裸眼のままでいても、コンタクトレンズを使用しても、目の構造そのものが変わるわけではありません。

私たちの目は、外からの光が角膜を通して目の中に取り込まれ、水晶体でピント調節を行い、眼球の後ろの方にある網膜に光を映し出すことで物を見ることができます。しかし目が悪いのに裸眼のままでいると、目の筋肉が疲れて強ばってぴんと調節がうまく働かないので見たいものがよく見えなくなり、日常生活に支障が出ます。視力が悪いのに裸眼のままでいるよりも、適切な度数のコンタクトレンズやメガネを使用し、見えやすい視界を保つことをおすすめします。



表情の険しさや疲労に繋がるかも…!



視力が下がってからも裸眼のままでいると、さまざまな影響が出てきます。例えば、これまで普通に見えていた文字や人の顔などがぼやけて見えるため、仕事や勉強の効率が落ちたり、職場の同僚やクラスメイトなどがこちらを見ていても気がつかなかったりすることもあります。また、遠くから呼ばれた時に相手の顔がわからずに反応できず、リアクションが悪いと思われることもあるかもしれません。

それ以外にも、見えにくいものを無理に見ようとすると、目を細めることが多くなります。その顔つきが険しく怒っているように見えるという場合も…。見えないことにより不便さを感じ、無意識のうちに疲れやストレスがたまってしまうこともあるので、そのようなときこそ、思い切ってコンタクトレンズやメガネを使って視力矯正をする方が良いでしょう。



いかがでしたか?多少見えづらくなったとしても裸眼のままでい続ける人は少なくないようです。しかし、見えないことからくる疲れやストレス、表情が険しくなってしまう可能性を考えると、メガネやコンタクトレンズの使用を考えた方が良いかもしれません。慣れてしまえば、クリアな視界でより快適な生活を送ることができるでしょう!
 


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