「肩こりが治らない」「頭痛になりがち」このような症状は、眼精疲労から来ているかもしれません。コンタクトを装用している人は眼精疲労になりやすいため、コンタクトの度数に気をつけ、また目をあまり疲れさせないようにするなど注意しましょう。



眼疲労と眼精疲労では何が違うの?



目の疲れによって起きる症状を表わす言葉として「眼疲労」と「眼精疲労」があります。眼疲労は軽い目の疲れを指しており、パソコンで仕事をしていたり、長時間勉強やゲームなどをしていると起きるものです。

眼疲労の場合は、目を閉じたりして休息をとることで緩和されます。目の他には症状は現れないため、目をきちんと休ませれば特に支障はないと言えます。眼精疲労の場合は、さまざまな症状が現れます。代表的なものが「ドライアイ」です。目の中が乾燥することによって起こり、かすみ目や充血、ゴロゴロ感などが起こります。それ以外にも肩こりや頭痛、食欲不振やだるさなど、目以外にも不調が表われます。眼精疲労が改善されないとストレスになってしまうこともあります。



コンタクト装用での眼精疲労を改善するには



例えば、視力が下がったのに同じコンタクトを装用しているなど、度数が合っていないと眼精疲労につながることがあります。度数が合っていないと感じた時は無理をせず、早めに眼科を受診するようにしてください。

仕事でパソコンを使う機会が多い人は、どうしても眼精疲労になりやすいです。中には、ほぼ1日中パソコンに向かっているという人もいるのではないでしょうか。症状を改善するために、忙しくても1時間に5分程度は作業をやめて目を閉じるなど、定期的に目を休ませる習慣をつけましょう。パソコン画面は明るく設定しておき、画面を見やすい環境を整えましょう。また、オフィスに空調がきいている場合には、目が乾きやすいためまばたきの数を増やしたり、コンタクトレンズ用の目薬を差すことをおすすめします。



今回は眼精疲労と眼疲労についてご紹介しました。特に眼精疲労については長く続くとさまざまな症状が併発してしまう恐れがあるので、少しでも心当たりがあれば眼科で検診を行いましょう。
 


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