快適なコンタクトレンズ生活を送るためには、レンズのお手入れのほかに、レンズケースを洗ったり交換したりすることも大切です。ケースには毎日レンズを保存するので、思っているよりも汚れや雑菌などがつきやすいものです。



ケースの清潔さをキープする方法



ハードコンタクトレンズには脂質やたんぱく質などの汚れがつきやすく、洗浄しても汚れが残ってしまうことがあります。毎日、レンズを装用しない時はケースに入れて保存するため、ケースの中にも汚れが蓄積しやすいのです。特にケースの中には、カビなどの細菌が繁殖しやすいという特徴があります。

レンズを装用した後は、ケースを水道水や洗浄液などで洗う習慣をつけるようにしてください。ケースのフタの裏側や溝の部分などにも汚れがたまっていることもあるため、綿棒などを使用して洗うとよいでしょう。洗った後はフタを開けて自然乾燥をさせることで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。また、レンズケースに触れる前は手を洗い、保存液は毎日取り換えるようにしましょう。



買い替えるときに気を付けたいこと



ハードコンタクトレンズのケースは、半年~1年程度を目安に新しいものに買い替えることをおすすめします。特別高いケースを購入する必要はなく、500円程度で購入できるものでよいでしょう。大切なのは定期的にケースを交換することです。基本的にソフトコンタクトレンズのケースに比べると汚れがつきにくいため、ケース自体はやや長持ちする傾向にあります。

レンズケースの中に傷がついていたり、中の保存液が漏れてしまったりするような場合には、早めに買い替えるようにしましょう。また、レンズを入れるレンズホルダーが一度広がってしまうと、元に戻りにくくなります。「レンズホルダーにレンズをしまいにくいな」と感じたら、交換することをおすすめします。



今回は、ハードコンタクトレンズのケースについてご紹介しました。いくらレンズをケアしていても、ケースが汚れていては意味がありません!定期的に買い替えて、清潔なケースを使うようにしましょう。
 


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