ハードコンタクトレンズのメリット・デメリットとは?
コンタクトレンズを選ぶとき、ハードコンタクトレンズかソフトコンタクトレンズかのどちらにするかで迷う人も多いでしょう。ハードコンタクトレンズは目に優しくコストパフォーマンスがよいというメリットがある反面、慣れるまでに時間がかかり、紛失しやすいなどのデメリットもあります。 |
ハードコンタクトレンズのメリットとは?
ハードコンタクトレンズのメリットとして「酸素透過性が高い」ということが挙げられます。ソフトコンタクトレンズに比べて直径が小さくできているため、目に酸素を通しやいのです。また、レンズが硬い材質でできているため、目にゴミが入った時などに気がつきやすい、汚れにくいなど、目の安全や健康を保ちやすいという点があります。
また、コストパフォーマンスがよい点もメリットです。ソフトコンタクトレンズの場合、1日~数か月程度で新しいものと交換する必要がありますが、ハードコンタクトレンズの場合、種類によっては、一度購入すれば2~3年ほど利用できるものもあります。また、ハードコンタクトレンズには乱視を矯正する機能もあります。
ハードコンタクトレンズのデメリットとは?
ハードコンタクトレンズのデメリットとして、小さくて硬いレンズのため、装用しはじめの時には目の中に違和感を覚えやすく、慣れるまでに1~2週間程度の時間がかかることがあります。人によっては目が充血しやすくなるなど、レンズ自体が目に合わないこともあります。
また、紛失した時に見つけにくいのもデメリットといえます。ハードコンタクトレンズを装用している時は、目の上に小さなレンズが乗っている状態のため、走り回るような激しい動きやスポーツなどをすると、途中でレンズが外れてしまう可能性があります。外出時に外れてしまい、レンズが見つからずそのまま1日を過ごさなければいけない…ということになる可能性もあります。