知っているようで知らなかった?コンタクトレンズの含水率とは?
ソフトコンタクトレンズは柔らかく使用しやすい反面、ハードコンタクトレンズと比べると目が乾きやすいという特徴があります。含水率はある程度は必要ですが、含水率が高いレンズが必ずしもよい、というわけではありません。 |
知っているようで知らない?そもそも含水率とは?
ソフトコンタクトレンズに含まれる水分の割合のことを「含水率」と呼びます。ハードコンタクトレンズには水分がふくまれていないため、ソフトコンタクトレンズのみに使われる言葉です。
ソフトコンタクトレンズを快適に使用するためには「目に酸素を通しやすい」、「うるおいがある」という2つの点がポイントになります。
・含水率の高いソフトコンタクトレンズはしっとりとした付け心地、
・含水率が低いコンタクトレンズは比較的乾きにくい、というそれぞれのメリットがあります。
コンタクトレンズの含水率とドライアイの関係
一見、含水率の高いソフトコンタクトレンズの方が目によいのではないかと思いがちです。しかし、含水率の高いコンタクトレンズの場合、一度水分がなくなってしまうとレンズが乾いてしまい、目の涙を吸収して水分を取り戻す仕組みになっているため、いわゆる「ドライアイ」になりやすいという点があります。含水率が低いソフトコンタクトレンズの場合は、レンズにふくまれる水分が少ない分、目も乾きにくくなるのです。
とはいえ、目のうるおいを保つためにはある程度の含水率はあった方がよいといえます。また、最近では含水率の高いものでも目が乾きにくい機能を備えた商品もあります。