BCにDKとは?知っておきたいコンタクトレンズの用語!
自分が使うコンタクトレンズはどんなもの?最低限のことは知っておきたいという方に、ぜひチェックしてもらいたい事柄をまとめてみました。眼科専門医に聞くまでもない、基本的な用語はしっかりとおさえておきましょう。 |
よく目にする「BC」っていったいどんな意味?
コンタクトレンズ初心者にとって、最初は分からないことだらけです。そのひとつが「BC」。
ベースカーブ(Base Curve)の略で、「8.5」「9.0」等、レンズの曲面の度合いを示す数値をあらわします。単位は「mm」。数値が小さいほどカーブが強く、大きくなると緩いカーブになります。
その他、コンタクトレンズの規格表示には、BC以外に、P(度数)・DIA(直径)・CT(中心厚)、DK(コンタクトレンズの酸素透過係数)の記載を見ることができます。しかし、コンタクトレンズを使用するときは、これらの数字を神経質に考える必要はありません。知りたい場合は眼科で診察を受けることになりますので、眼科の先生に直接相談すると良いでしょう。
終日装用と連続装用の違いは?
ただし、装着時間が長くなると涙の成分に含まれている脂質やタンパク質がレンズに付着し、つけ具合が悪くなってきます。瞳も呼吸をしているため、涙の分泌が少ない睡眠時はコンタクトレンズは、大きく終日装用と連続装用に分けられます。
まず、終日装用ですが、簡単に言うと「朝つけて夜外すコンタクトレンズ」という意味です。つまり、終日装用のコンタクトレンズの場合、寝るときには外さなければなりません。ほとんどのコンタクトレンズがこのタイプになります。
これに対して、連続装用の方はなんとなく察しがつくでしょう。名前が示す通り、「(定められた期間内は)装着したまま寝ることができるタイプのコンタクトレンズ」です。連続装用のコンタクトレンズでも装用はおすすめできません。連続装用には専門の眼科医による定期検診と指導が必要ですので、注意してください。