ソフトレンズとは違い、ハードレンズの場合は乾燥しても見た目が大きく変わることは少ないかもしれません。とは言え、装用しておかしいなと感じたら使用を中止した方が良いでしょう。洗浄や保存を行ったうえで、再度装用してみて判断しましょう。



ハードレンズが乾燥したら、どうすればいい?



ハードレンズの場合、柔らかく水分を多く含むソフトレンズと比べると、やや乾燥しにくい傾向にあります。それでも、コンタクトケースにハードレンズを入れた時に保存液がこぼれてしまったことに気がつかずに時間が経ち、ついうっかりレンズを乾燥させていた…ということもあるかもしれません。

ハードレンズはソフトレンズとは異なり、角膜の上に涙を利用した表面張力でレンズが載っている状態です。レンズが乾燥してしまうと、装用した時のつけ心地に違和感があることが多いです。そのため、ハードレンズの乾燥に気がついたら、まずは普段行っているこすり洗い・つけおきなどをしっかりと行ってください。



また使っても問題ない?



ハードレンズが乾燥してしまった時、「同じレンズを再び使っても大丈夫かな?」と気になる人もいるでしょう。

ソフトレンズが乾燥した場合は、レンズの水分が抜けてしまっているため、保存液に浸して仮に元の状態に戻ったとしても、再び装用するのは危険です。そのまま装用を続けると、目のトラブルなどを引き起こす可能性があります。

一方、ハードレンズの場合は、まず一度通常の洗浄と保存を行いましょう。その後装用してみて違和感がなければ、再び使っても問題がないケースもあります。再度装用した際にレンズのくもりが気になったり、見えにくさを感じたりすることがあれば一度装用を中止し、眼科の検査を受けるようにしてください。



今回は、ハードレンズの乾燥についてご紹介しました。きちんと洗浄や保存を行っても違和感がある場合、すぐに装用を中止しましょう。
 


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