集中して画面や本などを見ていると、目を酷使してしまう上にまばたきを忘れて、目が乾燥してしまうことがあります。自分は瞬きをどのくらいしているかをチェックして、少ないようならまばたきを意識してするようにすることが目を守ることにもつながります。



まばたきの役割



通常の場合、まばたきの回数は1分間に2030回くらいといわれています。

 

しかし、テレビやパソコン画面などの1点に集中して見ているときは、その4分の1までまばたきの回数が減るといわれています。涙を目の表面に均一に運び、また目に付着した異物などのゴミを落とすことがまばたきの役割です。涙があまり運ばれないと目が露出したままとなるので乾燥して目がゴロゴロしたり、充血したりなどの不快な症状を引き起こします。

 

このように、まばたきは目の保護に重要な役割を果たしているのです。

 



意識的にまばたきを増やそう



コンタクトを装用しながら仕事でパソコンを使う場合や、本やスマホを見る場合は、意識してまばたきの回数を増やすようにすることが大切です。また、パソコンなどを見るときは真正面ではなく、少し斜め上から見るようにするとよりまばたきしやすくなります。

 

コンタクトの着脱関係なしに目の大きい人や幅広い二重の人に特に多いのが、無意識にしているまばたきはまぶたが完全に閉じていないこともあり、その場合目の下部分だけが乾燥してしまう原因になります。また浅いまばたきが癖になっていることもあるので、意識的にまばたきをするときは深く目を閉じるようにすると良いでしょう。

 

 



今回はまばたきについて紹介しました。まばたきだけでなく、目を酷使するときは目薬をさしたり、少しだけ目を閉じるなどして、ときどき目を休ませることも大切です。


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