原因不明の肩こり、頭痛。それは、度が合わないコンタクトを使っているせいではありませんか?コンタクトを使い慣れている方でも、定期検診を受けていないために視力が変わっていることに気づかず、度が合わなくなっていたり、左右入れ変わってしまっていたりすることがあります。



度が合わないコンタクトを使う原因とは



度が合わないコンタクトを使っている方が増えているそうです。
使い捨てのコンタクトの度数が0.25か0.5ステップであるため、ネットなどで1箱を購入して両目に使ってしまおう、というケース。
また、視力矯正より見た目重視のおしゃれ用のカラコンを、友達から譲ってもらったけれど度が入っていたというケース。
眼科で処方してもらって使っている自分のコンタクトでも、右目と左目の度数は違う人がほとんどなのですが、いつのまにか左右入れ替わってしまっているケース。

このように、度が合っていないコンタクトを使うのは目によくありません。本人も見え方に違和感があると思いますが、使い続けることは控えましょう。

 



度が合わないコンタクトが起こす悪影響



まず、一番目に良くないのが「過矯正」です。要するに、度が強すぎる場合です。コンタクトを使う人の視力異常はほとんどの場合近視ですが、近視の場合、度が合わない理由が、度が弱いからである場合は、単純に裸眼に近い矯正不足の見えにくい状態であるだけであまり心配はいりません。しかし、度が合わない理由が、度が強いからである場合は、体に不調を起こす可能性があります。
具体的には、頭痛・肩こり・眼精疲労・吐き気・視力低下などの症状が起こりやすくなります。

また、人間の目は左右の見え方を脳内で処理して立体映像として認識します。そのため片目だけが度が合わない場合でも、左右の見え方のバランスが崩れて同じような不調を引き起こすことがあります。
常に度が合っているコンタクトを使えるように、眼科での定期健診を受ける必要があります。


 



今回は度が合わないコンタクトレンズを使用する際のリスクについてご紹介しました。コンタクトレンズを他人と交換したり、右と左を間違わないようにしたりと注意をはらいながら、快適で健康なコンタクトレンズライフを送りましょう。
 


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