実はとても重要!コンタクトレンズをつけたときの涙の役割
涙は目にとって大変重要な役割をはたしています。とりわけコンタクトレンズを使っているときには涙の質や量は大事になってきます。コンタクトレンズと涙の関係やその役割を知り、涙の量が十分かどうかいつも気をつけるように心がけましょう。 |
コンタクトレンズと涙の関係
涙は涙腺から分泌されて、まばたきをするたびに目の表面に広がります。直接目につけるコンタクトレンズですが、角膜に直接触れているわけではなく、涙が一面をおおっているからコンタクトレンズはその上に浮かぶような状態でのっていることになります。そしてコンタクトレンズの上も涙がおおっており、涙の層にサンドイッチされているかたちになっています。
つまりコンタクトレンズは全面を涙に包まれているので、涙の量や質は大きな影響を及ぼすことになります。涙が少ないと不快感があったり、角膜にキズが入ったりというトラブルの元になりかねません。
涙の調子を整えることは、コンタクトレンズと快適に付き合う大事なポイントのひとつなのです。
コンタクトレンズ装用時の涙の役割
角膜は血管がない組織です。そのため、角膜をおおう涙を介して空気中の酸素を取り入れています。
コンタクトレンズを使う際には、直接表面から酸素を取り入れられないぶん涙は大切な存在となります。
そのほか
「酸素や栄養の一部を角膜へ供給する」
「コンタクトレンズが角膜でスムーズに動けるような潤滑油となる」
「目の表面の乾燥を防ぐ」
「目の中のゴミを洗い流す」
「細菌感染や侵入を防ぐ」
このように、コンタクトレンズを装用中の涙の役割はおもに5つあります。