ハードコンタクトレンズの使用方法について

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ハードコンタクトレンズの装用&外し方

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●装用について

まず、手に付いていた雑菌がハードコンタクトレンズに付着するのを防ぐために、ハードコンタクトレンズに触れる前に爪を切り、石鹸で手と指をよく洗っておきましょう。

1．ハードコンタクトレンズのへこんでいる面を上にするようにして、人差し指の上に乗せます。
2．同じ手の中指で下まぶたを開けて、逆の方の手で上まぶたを開けます。
3．鏡を見ながら、ゆっくりとハードコンタクトレンズを目に近づけていき、黒目にハードコンタクトレンズを乗せます。このとき、まばたきや視線の移動には注意してください。一点を見つめていれば視線が動かなくなるので簡単に装用できます。
4．ハードコンタクトレンズが黒目に乗ったら手を離し、ゆっくりと目を閉じます。
5．ハードコンタクトレンズを入れた方の目だけを開けて見え方を確認して、問題がなければもう片方の目にも同じ方法で装用しましょう。

●外し方について（外す際も必ず手と指を洗っておきましょう。）

1．鏡を見て、ハードコンタクトレンズが装用されていることを確認します。
2．ハードコンタクトレンズを外す目と同じ側の手（右目なら右手）の人差し指で目尻を耳の方へと引っ張ります。
3．瞬きをするとコンタクトレンズが外れて落ちてくるので、もう一方の手で受け止めてください。

 

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ハードコンタクトレンズの洗浄方法

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ハードコンタクトレンズを装用し、外したあとは必ず洗浄をしなければなりません。付着した汚れを落とさずにまた装用すると、目の病気を患ってしまう可能性が非常に高くなります。
ハードコンタクトレンズの洗浄方法には、こすり洗い洗浄とつけおき洗浄の２種類があります。

●こすり洗い洗浄
洗浄液を使用して指でハードコンタクトレンズをこすり、汚れを落とす方法です。

1．手のひらに乗せたハードコンタクトレンズを水道水（淡水）でよくすすいだあと、洗浄液を数滴垂らします。
2．人差し指の腹でハードコンタクトレンズの内側と外側を、30～40回ほど優しくこすり、まんべんなく洗います。
3．水道水（淡水）で、洗浄液のぬめりが取れるまでよくすすぎます。
4．保存液で満たしたレンズケースに入れて完了です。

●つけおき洗浄
液体酵素剤の酵素の力によって汚れを落とす洗浄方法です。つけおき洗浄だけでは洗浄力が足りないので、こすり洗いもするとより安全です。

1．手のひらに乗せたハードコンタクトレンズを水道水（淡水）でよくすすいだあと、洗浄液を数滴垂らします。
2．人差し指の腹でハードコンタクトレンズを優しくこすり洗います。
3．水道水（淡水）で、洗浄液のぬめりが取れるまでよくすすぎます。
4．保存液で満たしたレンズケースに液体酵素剤を1滴垂らした後、ハードコンタクトレンズを入れて完了です。酵素が汚れを分解するまでに4時間ほどかかるので、液体酵素剤を入れてから4時間経過するまでは使用しないようにしましょう。

つけおき洗浄したハードコンタクトレンズを再度装用するときは、もう一度洗浄液でこすり洗いし、水道水（淡水）ですすいでから装用しましょう。

丁寧なケアをすることによって気持ち良くコンタクトレンズを使用でき、眼病予防にもなりますね。

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