コンタクトの曇りの原因は?
日常生活の中でも、目が悪い人には欠かすことができないコンタクトレンズですが、目に直接入れるものだからこそ、様々なトラブルや不具合などが発生する場合があります。
なかでもコンタクトレンズが曇る現象は、視界が悪くなるたけでなく、なんとなく目に異物感が出てしまうこともあります。
コンタクトレンズを日ごろから利用する方は、この曇りの原因と対策について理解をしていかなければなりません。
コンタクトレンズが曇るのはなぜ?原因を教えて!
コンタクトレンズが曇ってしまう理由にはいくつかあげられますが、なかでも最も注意をしたいのが眼球そのものに原因がある場合です。例えば、コンタクトが曇る原因の一つには「ドライアイ」があります。
ドライアイとは、眼球を保護する水分(涙)が少なくなり、目が乾燥してしまうという現代ではよくある目の病気の一つです。主にパソコンやスマートフォンを多用する仕事や生活をしていたり、加齢によって発症したりすることが多いです。
ドライアイとコンタクトレンズの関係ですが、コンタクトレンズには常に様々な汚れが付いてしまいます。しかし、涙の出てくる量が少ないと、そのような汚れを洗い流す事ができません。つまり、コンタクトについた汚れが涙で流されないからこそ、曇りが発生してしまうのです。
また、レンズに油脂が多く付着している場合も曇りの原因の1つとしてあげられます。普段は涙の層の上にある油脂ですが、その上にコンタクトレンズを被せるため、必然的にコンタクトレンズに油脂が付着してしまいます。この油脂が涙を弾いてしまい、曇りや異物感を感じます。
曇りへの対策方法
コンタクトレンズの曇りは、コンタクトレンズの種類によって対策方法が違うため個別の対策を行う必要があります。
例えばワンデータイプであれば、無理に使用を続けずに、新しいコンタクトレンズに変えることが望ましいでしょう。このときもったいないからと言って表面を水で洗って使用を続ける方もいらっしゃいますが、水で洗浄するよりも専用の洗浄液を使う方が望ましいです。
一方、1WEEKや2WEEKのように、長期間使用を続けるコンタクトレンズである場合、こまめに洗浄をすることが大事になります。洗浄する場合は、爪を短くし、清潔な手でこすり洗いをしましょう。爪が長かったり、洗っていない手でコンタクトレンズを洗うと、レンズに傷がついたり、汚れがさらに付着してしまう可能性があります。