コンタクトレンズを使用している人は多いですが、それによって目のトラブルに見舞われることがあります。コンタクトレンズは便利ですが、取り扱い方を間違えると病気や怪我の原因になりかねません。そこで今回はトラブルが起こらないように正しい取り扱い方をご紹介します。



付け置きだけでは不十分?こすり洗いをしよう



毎日の手入れがちょっと面倒だと感じると、ついつい付け置きだけで済ませてしまいがちなコンタクトレンズの洗浄ですが、実はそれだけでは不十分です。付け置きは汚れを浮き上がらせるだけなので汚れを綺麗に落とすことはできません。また、汚れの種類はさまざまで、外から付着した汚れのほかに脂質やカルシウムが付着した汚れなどがあります。こういった汚れは優しくこすり洗いをすることで綺麗に落とすことができるのです。

もしそれでも汚れが目立つ場合やレンズのくもりが気になる場合は、タンパク質汚れの可能性があります。タンパク質はほかの汚れより落ちにくくやっかいな性質を持っているので、専用のケア用品と併用すると良いでしょう。コンタクトレンズの洗浄が不十分だと病気になるリスクが高くなりますので、こすり洗いをして清潔に保ってください。
 



つけたまま眠らないよう習慣付けましょう



仕事から帰ってそのまま寝てしまった…そんな経験がある人はいるのではないでしょうか。しかし、コンタクトレンズをつけたまま眠ってしまうことはさまざまな危険を伴います。

例えば、長時間コンタクトをつけていることで細菌が発生し「細菌性角膜炎」になる可能性が高くなります。この「細菌性角膜炎」になると目の痛みだけでなく角膜が濁ったり白目が充血したりといった症状が起こるでしょう。

また、人間の眼球は眠っている間でも動いています。この動きのせいでコンタクトレンズがずれてしまい眼球を傷つけてしまうのです。このようなことにならないよう、面倒だなと思ってもコンタクトをしたまま眠らないよう習慣を付けましょう。そして万が一異常を感じたときは眼科に相談するのが大切です。

 




さて、今回はコンタクトのトラブルについて紹介しました。
コンタクトは繊細な目に直接付けるものなので、正しく使って安全なコンタクトレンズ生活を送りましょう。
 


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