カラコンは処方箋なしで簡単に購入できる!?
カラーコンタクトレンズは度数があるものとないもの2種類あり、遠近両用や乱視などにも対応しているものもあります。カラコンを購入する際には必ずしも処方箋が必要ではありませんが、処方箋をもらうことのメリットもあります。正しいデータがある場合に、処方箋なしでも購入できる方法を最後にご紹介します。 |
大人気カラコン!その魅力とは?
カラコンは、若い女性を中心に大人気です。その最大の魅力とはなんと言っても、さまざまな色やデザインでおしゃれな目元を演出できることです。コンタクトレンズは、元々視力矯正用に装用するのが一般的であったのに対し、今では視力が悪くない方でもおしゃれアイテムとして装用する方が増えています。
現在、ファッションの一部となっているカラコンは、色やデザインなどのバリエーションが豊富にあります。選び方次第で、外国人やハーフのような印象、瞳が潤んだような印象を与えたり、瞳が大きく見えたりすることなども、カラコン人気が集まっている理由のひとつです。
特に人気のタイプは、日本人の瞳の色に合っている黒や茶色のものです。ほかにも、微妙な色合いやデザインが違った商品が数多くあります。
カラコンの購入に処方箋は必須?
通販でカラコンを購入する際には、処方箋なしで購入可能な販売店がほとんどです。そうは言っても、視力矯正を目的としたコンタクトレンズ同様、カラコンも高度管理医療機器であり、使用に際して正しい装用方法を知り、きちんとケアをすることが必須です。
後述しますが、処方箋では度数のほかにBC(ベースカーブ)と言う数値も分かります。それによって自分の目にフィットするレンズの形状を知ることができます。また度入りカラコンの場合、処方箋をもらって購入をすれば、現在の自分の度数に合うコンタクトレンズを購入可能です。
そのため、一度は眼科医で診察を受けてからの購入をおすすめします。
新規でコンタクトレンズを作る手順
新しくコンタクトレンズを作る際に、初めての方は、まず眼科を受診して詳しい検査をしてもらいましょう。視力や目の状態を検査し、コンタクトレンズの使用が適切と判断されると、処方箋をもらえます。検査ではコンタクトレンズを実際に装用してみて、コンタクトレンズの度数やカーブなど、コンタクトレンズの作成に必要なデータをとります。視力検査だけではなく、角膜検査や遠視や乱視などの検査も行います。
これらのデータや検査結果をもとに作成された処方箋を、コンタクトレンズ販売店に提出することで、処方箋どおりのコンタクトレンズの購入が可能となります。コンタクトレンズを元々使用している方であれば、コンタクトレンズを新調する際に、購入に必要な度数やカーブなどのデータを販売店に伝えることで購入できます。
しかし、視力が低下していないかどうかや、目の状態が以前と変わりがないかどうかは個人の判断では難しいので、定期的に眼科医での検査を受けておくと安心です。
データがあれば楽々購入!
眼科医で検査を受けることにより得られるデータについて、もう少し詳しくご紹介します。処方箋やコンタクトレンズのパッケージにも書いてあるものなので、どのような内容が書かれているのかを知っておくと便利です。
1.度数
DやS、POWERと表示されている場合もあります。眼鏡もコンタクトレンズも、レンズの度数は0からどれだけ離れているかで度数の強さが決まり、数値が大きいほど度数は強いということになります。遠視であればプラス、近視であればマイナスの符号が数値の前に表示されます。
2.ベースカーブ
BCと略して表示されているベースカーブは、コンタクトレンズ内面のカーブのデータです。この値が小さいほどカーブはきつく、大きいほどレンズ形状は平らになります。ソフトコンタクトレンズやカラコンのBCは、多少合っていなくても柔軟性があるため問題なく装用できます。
3.レンズ直径
DIAはレンズの直径を表すもので、SIZEと表示されている場合もあります。コンタクトレンズのタイプがソフトかハードかで大きく変わり、ソフトの場合は直径約14ミリで角膜よりも大きく、ハードの場合は約9ミリで角膜よりも小さいサイズとなります。
上記のデータ以外にも、乱視の状態や遠近両用など、人によっては必要なデータもあります。処方箋やデータを見ると、一見難しそうに感じるかもしれませんが、基本的には上記の3つのデータがあればコンタクトレンズの購入が可能となります。つまり、データさえあれば通販サイトでの購入も簡単にできるのです。