乱視の度数を表すCYLを知ることで、どれぐらい乱視が進んでいるか分かる!
乱視の場合には「CYL」と呼ばれる乱視度数の数値も、コンタクトレンズを作るときに必要です。乱視には矯正が必要のない軽度のものから、中~高程度のものまであります。乱視かどうかが気になる人は、眼科の受診をおすすめします。 |
CYLの見方
乱視の人がコンタクトレンズを作成する場合、通常の度数のほかに「CYL」と呼ばれる数値も必要です。CYLは「乱視度数」を指しており、乱視の度合いを表わしています。基本的にはCYLの数値が高いほど、乱視の度合いも大きくなります。~±1.25までは軽度の乱視、~±2.00までは中度の乱視、それ以上の値であれば強度の乱視です。
また、同じ乱視であっても、軽度の場合は矯正が必要なく、通常のコンタクトレンズを装用することもできます。
自分が乱視用のコンタクトレンズを装用すべきかどうかは、眼科の検査をきちんと受け、診断してもらうことが必要です。乱視用のコンタクトレンズを装用する場合は、自分のCYLはきちんと把握しておきましょう。
乱視の場合、このようなことに注意!!
自分が乱視かどうかというのは、自己判断が難しい内容です。乱視だと思っていたら老眼だった、ということもあります。また、同じ乱視でも進行具合によって見え方や程度は異なります。
乱視の症状には、文字や景色が二重に見えたりにじんで見えたりする、夜間に見えにくさを感じるなどがあります。矯正の必要がない軽度の乱視であれば問題ありませんが、中~高程度の乱視になると、見えにくさにストレスを感じてしまうようになります。
具体的には、仕事や勉強に集中できなくなったり、見えにくさから頭痛などの症状が出たりしてしまうのです。また、車の運転をしているときに信号や標識が二重に見えてしまうなどの危険もあります。