コンタクトレンズの大小はどう見分ける?サイズの正しい見方とは
コンタクトレンズのサイズは、「DIA」というもので表されます。DIAの数値は、ハードコンタクトレンズの場合は9.0前後、ソフトコンタクトレンズの場合は14.0前後が目安になるので、見方の参考に覚えておくと良いでしょう |
処方箋に記載されているサイズ
コンタクトレンズを初めて購入するときは、必ず眼科で検査を受けることになります。処方箋には、コンタクトレンズの度数などのほかに、コンタクトレンズのサイズが記載されています。
コンタクトレンズのサイズは、レンズ直径の意味を表わす「Diameter」を略した、「DIA」というアルファベットで記載されています。DIAの数値は、「9.0」「14.0」などのように、小数点で表わされます。コンタクトレンズの度数の場合、0.25単位で異なる度数があります。
コンタクトレンズのサイズに関しては、通常のレンズはひとつの商品につきひとつのサイズになっていることが多いですが、カラコンの場合、なかには同じ商品でもDIAが異なるものもあります。
ハードとソフトではサイズに違いが
同じコンタクトレンズでも、基本的にハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズではサイズが異なります。
ハードコンタクトレンズの場合、DIAは9.0前後であることが多いです。日本人の黒目の直径は約11.5~12.5mmと言われていますので、黒目よりやや小さいと考えて良いでしょう。理由として、ハードコンタクトレンズの場合は角膜の上に乗せるタイプのため、小さめに作られていることが考えられます。
ソフトコンタクトレンズの場合は、14.0前後のDIAが平均的です。素材が柔らかいソフトコンタクトレンズは、瞳全体を覆うように作られているためです。