ソフトレンズがカピカピになってしまったらどうする？
| カピカピになったソフトレンズを見て、「保存液に浸けておけば元に戻って使えるようになるかな？」と考えるのは間違いです。仮に元に戻ったように見えても、装用すると違和感があったり、目のトラブルになる可能性がありますのでやめましょう。 |
カピカピから復活できる？
コンタクトケースを閉めるのをうっかり忘れたり、ゴミなどが入り一瞬だけ外すつもりが、外してそのまま放置してしまったり…などが原因でソフトレンズがカピカピになってしまった場合、できることならレンズを元の状態に戻してまた使いたい…と思いますよね。そのため、カピカピになったソフトレンズを、慌ててソフトレンズ用の保存液に浸した…という経験がある人もいるかもしれません。
基本的には、ソフトレンズには水分が含まれているため、実際に装用できるかは別として、ソフトレンズの保存液につけておくことで元の状態に戻ったように見えることはあります。
復活したら使ってOK？
「ソフトレンズを保存液に浸して、元の状態に戻った！また装用してもいいかな？」と考える人がいるかもしれませんが、絶対に避けてください。ソフトレンズがカピカピになってしまったときは、レンズ自体が乾燥している状態です。
保存液に浸すことで水分を取り戻し、見た目には復活したように見えるかもしれませんが、一度カピカピになってしまうと残念ながら、元のソフトレンズの機能を果たせるような状態にはなっていないのです。もし再使用した場合でも違和感があったり、目のトラブルなどを引き起こしてしまったりする可能性が高いです。
「少しくらい大丈夫」などと思わず、必ず捨てて新しいコンタクトレンズを装用するようにしてください。
