パソコンやテレビゲーム、スマホや漫画本などを長時間見る生活が続くと、視力が低下する可能性も高まります。とはいえ、全くそれらを利用しないというのは現実的ではありません。こまめに目を休ませることを意識して、時々遠くの景色を見る、1時間に5分は休憩を取るなどして視力を低下させない工夫しましょう。



自然が多い所で育った人は、視力が良い人が多い?



例えばアフリカやモンゴルなどの大自然で育った人で、視力が悪くメガネやコンタクトレンズを使用しているという人の割合は少ないでしょう。彼らは小さい頃から大自然の中で育ち、ヤギや羊などの放牧を家業として行っており、遠くを見ることに長けています。現在では状況も変わり、テレビやパソコン、携帯電話などが普及している場所もありますが、日本に比べると利用頻度ははるかに低いです。

日本はIT技術が発達している分、小さい頃から電子機器を使用することが当たり前で、大人になってからもパソコンを長時間使用する仕事が多いことなどから、近くを凝視することが増えて視力が低下しやすい傾向にあります。また、都会で育ち生活している人は自然の風景を見る機会も少なくなりがちです。



視力を保つコツを学ぼう!



視力を低下させずに保つコツはいくつかありますが、中でも、定期的に目を休ませることはとても大切です。日常生活ではどうしても目を酷使してしまうことが多いですし、例えば仕事でパソコンを使う人がパソコンをなるべく使わないようにするというのは現実的に考えて難しいでしょう。それよりも、数分間目を閉じたり、遠くの景色を見る回数を意識的に増やしたりといった対策を取る方が効果的です。

また、目に良いとされる食べ物を積極的に摂ることもおすすめです。特にビタミンAやCが豊富に含まれたスイカやキウイ、みかんなど生の果物は、目のピント調節に効果的です。そのほかにも、目の老化原因である活性酸素を抑えるルテインやゼアキサンチンが含まれたほうれん草・小松菜などの葉物野菜や卵黄などを多めに摂ると良いでしょう。これらを普段の食事に取り入れてバランスよく摂取すれば、視力を保つ手助けとなってくれるはずです。



今回は、視力回復と視力を保つコツについてご紹介しました。現代人は目を酷使していると言われています。仕事中に目を休める時間を設けたり、休みの日はなるべくパソコンやスマホを使わないようにしたりと、日常生活の中で意識的に目をいたわる方法を取り入れてみましょう。


関連記事一覧

新着記事

関連タグ