乾燥から目を守ろう!コンタクトと湿度の密接な関係
コンタクトレンズを装用したままお入浴すると、温度と湿度が高いことが原因で目が乾燥しやすくなります。逆に、湿度が低すぎても乾燥につながります。コンタクトレンズと湿度の関係を理解してコンタクトレンズを快適に使いましょう。 |
湿度の高い時間帯や場所に注意
例えば、布団などを収納する押し入れにカビが生えやすいのは、布団に含まれる湿気に加えて布団の断熱材の効果により、押し入れの中の湿度が高くなるのが原因です。また、基本的には夜間よりも日中の方が湿度は高くなります。そのため、家の中でも日が当たりやすい部屋など、温度が高い場所では湿度も高くなることがあります。
それを考慮して、コンタクトレンズを使わない時は、レンズケースはなるべく日の当たらない場所に保管することをおすすめします。雨の日の屋内やお風呂場なども、湿度が高くなるため注意しましょう。
コンタクトレンズを快適に装用するカギとなるのは適切な湿度!
高温多湿のお風呂や温泉、サウナなどにコンタクトレンズを装用したまま入る場合、熱気により目の中の水分が足りなくなったり、レンズが外れにくくなったりすることがあります。入浴後、レンズを外すときに乾燥が気になる場合は、人工涙液などの目薬を使用してから外しましょう。また、レンズの張り付きが心配な場合は入浴前にコンタクトを外し、メガネを使用することをおすすめします。
逆に、空調が効いた室内や湿度が低い場所などに長時間いる場合でも目が乾燥しやすくなります。コンタクトレンズを装用する際、適切な湿度は50%程度であると言われています。可能であれば、加湿器やエアコンなどで室内の湿度を調整するようにしましょう。また、目が乾燥する前に、意識的にまばたきの回数を増やす、目薬を使用するなどの対策を取りましょう。