蒸し暑い梅雨の時期、コンタクトレンズのケアはいつも通りではNG?
梅雨の時期は、コンタクトレンズのケアをきちんと行うことはもちろん、使用後のレンズケースをきちんと洗って自然乾燥させ、涼しい場所に保管することが大切です。また、ケアが面倒な場合はワンデータイプのコンタクトレンズもおすすめです。 |
要注意!!湿気の多さはカビの発生率と比例する?!
梅雨の時期は、ほかの時期に比べて高温多湿になりがちですカビはジメジメした所を好みますから、梅雨の時期はカビにとって最も活動しやすい時期なのです。日当たりの悪い部屋に住んでいたり、換気をせず部屋の湿気をそのままにしていたりすると、カビが生えやすくなります。特にカビが発生しやすいのが食品や壁、浴室、洗濯物などです。
また、カビはプラスチックにつきやすいという特徴を持っているため、コンタクトレンズやレンズケース、ケースの蓋などにもカビが発生する可能性があります。ソフトコンタクトレンズのように水分を多く含むタイプは特に注意が必要です。
湿気に対抗!梅雨の時期は普段以上に清潔に!
コンタクトレンズは直接目に触れるものですから、常に適切な洗浄・保存を行うことが重要です。梅雨の時期は、特に清潔な状態を保つことを心がけてください。
例えば、レンズケースは涼しく風通しの良い場所で保管するのがよいでしょう。コンタクトレンズ本体のケアを行っていても、レンズを保存するケースにカビが生えてしまっては意味がありません。カビを防ぐためにレンズケースの洗浄は毎回行うようにしましょう。ケース内の保存液をしっかりと洗い流し、フタも忘れずに洗ってください。洗った後は、布の上にケースとフタを別々に置き、自然乾燥させることで菌の繁殖を防ぐことができます。とは言え、梅雨の湿気は侮れません。ケースの洗浄に加え、定期的にケースを交換することで湿気に対抗しましょう。
コンタクトレンズのケアが面倒だと感じる人は、ワンデータイプのソフトコンタクトレンズをおすすめします。ケアが不要な上、毎回新しいレンズを使用することになるため、安心です。くれぐれも、清潔な手でレンズを扱うようにしましょう。