念願のコンタクトレンズデビュー。その手軽さや見やすさなどもあって、慣れてくるとつい忘れてしまいがちなのが「装用時間」。いくら便利だからとはいえ、装用時間を正しく守らずにいると、大切な目を疲れさせてしまうことになります。



初めてコンタクトレンズを付ける時の装用時間



初めてコンタクトレンズを付ける時は、付け外しの練習などをしてから装用を開始することになります。はじめのうちは目がコンタクトレンズに慣れていないため、長時間装用することはできません。眼科医からの指示を守り、日数をかけて少しずつ装用時間を伸ばしていくのが一般的です。

ハードレンズやソフトレンズなど、コンタクトレンズの種類によっても違いはありますが、初日は3時間程度で、その後は装用時間を1日1時間程度延ばしていくというイメージです。装用を開始してから1~2週間ほどかけて、目をコンタクトレンズに慣れさせていきます。ハードレンズの場合、最初の頃は目に異物感を感じることがありますが、慣れればそのようなこともなくなります。



普段からコンタクトレンズを使う場合の時間



装用していて特に問題がなければ、日常生活でコンタクトレンズを使用できるようになります。基本的に、1日のコンタクトレンズの装用時間は、ソフトレンズは12時間程度、ハードレンズは14時間程度が目安です。コンタクトレンズの中には、酸素透過性の高いレンズなどもありますが、いずれにしても決められた時間を気にせず装用を続けると、目に負担をかけてしまうことになります。

また、起きている時間の中で1日4時間程度、コンタクトレンズを付けずに裸眼でいる時間を作ることが、目の健康を守ると言われています。帰宅したらすぐにコンタクトレンズを外したり、家の中ではなるべくメガネで過ごしたりと心がけるとよいでしょう。



今回は、コンタクトレンズの装用時間について説明しました。目の健康を保つために、装用時間を必ず守るようにしましょう!慣れてきたからといって長時間使用し続けるのは禁物です。
 


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