コンタクトにタンパク除去が必要なのはどんなとき？
| コンタクトレンズを装用していると、目から出たたんぱく質が付着してしまいます。そのたんぱく汚れが付着したままになっていると、レンズのくもりやゴロゴロ感の原因となり見えづらさ・付け心地の悪さを感じます。アレルギー体質の方は特に日々のコンタクトレンズのケアに配慮する必要があります。 |
たんぱく除去剤の種類
たんぱく除去剤には液体タイプと錠剤タイプのものがあり、ソフトコンタクト用・ハードコンタクト用・両用タイプと種類はさまざまなので、購入する際は注意が必要です。
保存液と一緒になったタイプのものは効果が薄く、付着したばかりのたんぱく汚れは落とせますが時間が経ちこびりついた汚れは落ちにくいので、毎日のケアとして使うと良いでしょう。強力な塩素系のたんぱく除去剤は、汚れを強力に落とすことができますが使用状況によりコンタクトの劣化を早めてしまうので、どうしても汚れがひどい場合のみに使うようにしましょう。
たんぱく除去をする目安
たんぱく質は涙から分泌され、酸化や固着して蓄積されると取れにくくなるので、状況に合わせて除去する必要があります。目に炎症が起きやすい方、たんぱく汚れが付きやすい方、アレルギーのある方は特におすすめします。
1dayタイプの使い捨てコンタクトはたんぱく汚れが付着してもすぐ捨て、つぎの日には新しいコンタクトを使用するため当然必要ありませんが、2weekや1か月タイプのコンタクトは、汚れが気になる場合除去すると良いでしょう。ひどい場合は1dayタイプなどたんぱく除去する必要がないコンタクトに買い替えるのもひとつの手段です。
